
寿司職人とは、米と魚を使って美味しさを引き出す芸術家のことです。でもね、実際には素材の質や包丁さばきだけでは解決しない何かがある。まるで音痴がカラオケで無理やり高音を出そうとしているかの如し。寿司は確かに素晴らしい料理だけれど、オーバーな演技やスピリチュアルな話にはもう飽き飽きです。食べればわかる、既成概念にとらわれない本物の味を追求している職人もいれば、バカみたいに高い値段設定でギャラリー感覚を出す怪しい店もある。結局、かっこつけずに真摯に魚と向き合う姿勢が本当の評価につながるのに、そんな基本を忘れた奴らが多すぎるのが現実です。どうしたらいいか、もっと食に向き合え、いや、向き合うのは俺たち消費者の方かも知れませんね。
寿司職人をまじめに語ると
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