
湯引きとは、さっと熱いお湯に通して、食材の旨味を引き出す料理法のことです。もう少し真面目に言うと、主に魚などを使って鮮度を保ちつつ、表面を軽く加熱する技です。なんでこんなことをするかって?それは、魚が新鮮で美味しいからこそ、あえて熱を加えて旨味を増幅させたいからですよ。要は、生魚を触りたくないという心理の表れかもしれません。もちろん、私も生魚は好きですが、触れたくはない。とは言え、湯引きされることで食材は見た目も美しく、食べるのが楽しみになります。ただし、これを「本格料理」という名の元に出されると、はて?と思いますよね。だって、ただお湯に通しただけなのに、あたかも高級料理のように扱うのは、何か違うと感じるはずです。要するに、湯引きは手間いらずで美味しく仕上がる分、料理の恰好としては「ズルい」かもしれません。しかも、これが最高に美味しいと思う人が多いのがさらに悔しい。だから、湯引きの味を覚えると、あなたの料理の腕はそれなりに上がるかもしれませんが、実際には手抜き感満載です。
湯引きをまじめに語ると
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