
和風料理とは、素材の味を最大限に引き出すことが求められる割に、自然派を気取ってエコな食材を追求する木曜日のサラダみたいなもんです。まあ、洗練された技術という名の裏で、実は相当なパワーを隠している作品が多いのも事実。 天ぷらや寿司、あるいは煮物など、全体のバランスを考えずして食べると、ただの飛び道具になり兼ねない。せっかくの鰹節も、ちゃんと削るかどうかで全然違う味になるのに、冷凍かつおや缶詰に頼る人が多すぎます。そんな手抜き料理に、和風の名を冠する資格はありません。味の観点から見たら、たとえ見栄えが良くても、冷凍食品以上の価値はないことを自覚すべきです。こだわりなく出す皿に、どれだけの価値があるのでしょうか?
和風料理をまじめに語ると
前の記事: « 名義貸しとは?毒舌で解説!
次の記事: 垂直線とは?毒舌で解説! »