
ねぎまとは、鶏肉とねぎを交互に串に刺した、あのシンプルな焼き鳥のことです。でもね、このねぎま、両者のコンビがいかに美味しいかを力説するあまり、焼き鳥屋でのデート発言をかっこよく決めても、実際のところ、炭火で焼かれた鶏肉とねぎが合わさる瞬間なんて、一瞬で消えてしまうのです。実質、鶏肉の味が支配する中で、あくまでうっすらとしたねぎの存在感。まるで無駄に長い話を聞かされているかのよう。もう少し、ねぎの存在感を主張させてあげればいいのにと、ついつい思っちゃいます。要するに、ねぎまは「もう少し頑張ってくれ!」という期待を裏切る、一見素敵なコンビなのに、その実、地味になりがちな食材の代表選手ということです。焼き鳥屋も選び方次第で神にもなりますが、相手に無理やりねぎの美味しさを押し付けるのはやめてほしいですね。
ねぎまをまじめに語ると
前の記事: « さらさらとは?毒舌で解説!
次の記事: アラカルトとは?毒舌で解説! »