
鶏肉とは、料理の王道を行く食材なのに、どうしても地味さがぬぐい切れない存在です。「うまい鶏肉」とか言われると、もうそれ、ただの安直な味付けでしょ?焼く、煮る、揚げる、何をやっても鶏肉の味はなぜか無難で、クリエイティビティとは無縁です。しかも、鶏肉を使った料理のレパートリーがあまりにも広過ぎて、あっちこっちで「また鶏肉かよ」とため息が出ることもしばしば。それに、安定の年中食べられる食材とはいえ、毎回同じ鶏肉ばかりじゃ、飽きも五分前の話。まるで退屈な映画を見せられている感じです。ただ、鶏肉はヘルシーだと信者みたいに叫ぶ人が多いけれど、変わり映えのしないメニューばかりだと、心に栄養は一切届かないのが現実。こんな無難な選択肢に合格を与えている人たちのセンスも、改めて考え直した方がいいかもしれませんね。
鶏肉をまじめに語ると
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