
カルボン酸とは、なんともキャッチーな名前の化合物です。しかし、化学の世界ではその存在がしばしば無視されています。結構、面白くないおじさんみたいなもので、聞いた瞬間に誰もが目を背けたくなる、そんな感じ。家の冷蔵庫の中に必ずいるお酢や先人たちの知恵が詰まった保存食、酸っぱさと刺激が命のこれもカルボン酸のお仲間です。要するに、濃く濁った実体があるのに、世間はあまりにも無関心。例えば、あなたが何か特別な日付を祝うとき、カクテルを楽しむことが多いでしょうが、それに使われる果実の酸味を作り出しているのもカルボン酸だったりします。実に頼りない役者ですね。しかし、なぜか欠かせない存在。まあ、人生もこういうものではないでしょうか。
カルボン酸をまじめに語ると
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