
七味唐辛子とは、日本のスパイス界の悪戯っ子です。あまりに多様なスパイスを混ぜたがために、単品の各スパイスの個性が埋もれてしまっているのが現状です。まあ、なんでも混ぜればいいってもんじゃありませんよ!看板だけは立派にして、味は微妙、そう、まるでアイドル業界のようです。こんなに種類があっても、結局使うのは「辛い」という一つの感情だけ。七つのスパイスが織りなす味のハーモニーを楽しむというより、ただの辛さに丼が泣いているように思えます。むしろ、ただの唐辛子を使った方が、潔さがあっていいのではないかと個人的には思います。これがグルメの辛さなのかと、悩みが深まりますね。結局、七味唐辛子は舌に刺激を与えるだけでなく、我々の味覚も刺激する、そんな存在になっているのです。
七味唐辛子をまじめに語ると
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