テンペとは、発酵した大豆の塊で、大豆ミートの過剰な進化系ともいうべき存在です。食材としてのポテンシャルは高いものの、その見た目はまるでカビが生えたブロックのようで、食欲が失せること必至。間違っても、これを美味しそうに思える人は、相当なグルメか、もしくは味覚にトンチンカンな人でしょう。ヘルシー食の象徴として持ち上げられているが、結局のところ存在がマニアックすぎて、どこで買うのかわからないというのが現実です。肉の代替品として、代替肉を求める人たちの仲間入りを目指しているが、果たしてそれが本当にこういった味不味の晴れ舞台で成し得るのか、毛穴が目立つくせに話題性だけは一人前。その役割、果たしているのか、まずは食べてもらいたいところです。結論として、テンペは好きな人にはたまらない一品ながら、苦手な人にとっては忌避すべき食材と言えます。だからこそ存在意義が問われる、もはや料理人の試練です。
テンペをまじめに語ると
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