
漬け魚とは、言ってしまえば味のない魚を、ただただ漬け込んで旨味を引き出そうとする安易な手法のことです。確かに、マリネや塩漬けのように保存のために一手間かけるご馳走もありますが、漬け魚の多くはその手間すら惜しんで、冷凍さえも利用しないケースも多い。しかも、漬ける液体や調味料に寄りかかりすぎて、元の魚の味を消してしまうなんて残念なことありませんか? 料理の腕が伴わない人間がやりがちな帝王的手法で、味がぼやけた結果、ただのあまりものを美味しそうに見せかける。ケチャップをかけたら何でも美味しいと勘違いしている子供のようです。グルメとは程遠い作品ですね。食べる価値があるかどうか、トンカツのようにカラッと揚げてくれるものの方が明らかに良いのでは?
漬け魚をまじめに語ると
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