
ラザニアとは、要はパスタの層にいろんな美味しい具材を詰め込んだ、食べる人を天国に連れて行くかのような料理です。でも、ぶっちゃけ、グラタンやカレーのように、適当に作ってもそれなりに満足感が得られるものとは違って、ラザニアはハードルが高い。あれを自分で作ろうと思ったら、自作の艱難辛苦(かんなんしんく)に耐えなければなりません。具材を手作りしたり、ソースを煮詰めたり、層を一つ一つ重ねたり…一体、誰がこんな面倒なことをやるかって話です。しかも、焼き上がるまで待っている間に、ほかの料理の匂いが漂ってくると、ますます腹が減る。結局、完成したと思ったラザニアは、冷めてしまったりして、期待外れになることもしばしばです。私たちにこうまで頑張らせるラザニア、まるで小難しい哲学書を読んでいる気分です。
ラザニアをまじめに語ると
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