
フォアグラとは、ガチョウやアヒルの肝臓を肥大化させて作る、いわばグルメ界のイケメンみたいな存在です。しかし、その過程は決して可愛らしいものではないので、動物愛護の観点から“命の上に成り立つ芸術”なんてほざく一部のグルメたちには苦笑が止まりません。ちなみに、肝臓を肥やすために過剰に餌を与えるというやり方は、畜産業の暗い裏側をさらけ出しているだけ。もちろん、食べる側はその美味しさに夢中になるわけですが、ちょっと待って、倫理観はどこに置いてきたのでしょうか?現代の食文化には、あふれるほどのフレーバーがあるのに、ハイヒールの刺さったビルの屋上に行かなくても、もっと他に美味しいものは山ほどあるのに、どうしてこの非人道的な仕組みに甘んじているのか、理解に苦しみます。
フォアグラをまじめに語ると
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