
静謐とは、緊張感のない静かすぎる状態を指しますが、これが何か高尚なものだと勘違いしている人がいます。静かすぎると、逆に気が滅入ってしまって、創造性なんて皆無になることに気づいていないんですね。例えば、静謐な空間で本を読むのが好きだと言いつつ、周囲が物音一つないとそれはそれで気持ちが悪いという矛盾。ノイズが無いと、人間は考え事すらまともにできなくなります。そういうわけで、「静謐」という言葉が持つ美徳に惑わされず、実際は少しの騒がしさが人生を豊かにする要素だってことを理解しましょう。時には自分の心の中にノイズを持ち込むべきです。だから、静謐なんて言葉を使う前に、ちょっとは世間を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
静謐をまじめに語ると
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