
ポリクローナル抗体とは、バラバラな「仲間たち」が集まってできた抗体の集団です。この抗体たち、仕事は一応してくれますが、正直、頼りないところもあります。だって、一つの特定の抗原に対して数種類の抗体が働きかけるわけですが、要するに、まとまりがない。まるでバンドが全員別々の曲を演奏していて、聞いているこちらが恥ずかしくなってしまうような惨状です。もちろん、ポリクローナル抗体の特徴として多様性があるのはいいことですが、実際には「何が何だか」わからないまま投与することになりかねません。もっと簡単に言えば、群れで行動する羊みたいなもので、その中に優れたリーダーがいる保証は全くありません。こういうところが、ポリクローナル抗体のややこしいところです。やっぱり、ピンポイントで効くモノが欲しいですよね。たまにはシンプルなものを求む!
ポリクローナル抗体をまじめに語ると
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