
喪中とは、人が亡くなった際にその人との関係性を悼むために利用される、まるでお葬式の延長戦のような概念です。しかし、まるでその概念が法律のようにまかり通る日本の文化には、少々狐につままれた気分です。いざ喪中に入ったら、年賀状を出すのはタブーなんて、いかにもおせっかいなルールです。年賀状なんて、数ある面倒くさい行事の一つに過ぎないのに、それを守らなきゃならないなんて誰が決めたのでしょうか。日本の伝統文化は大事ですが、それが生活の質を下げる原因になってはいけません。要は、喪中が独り歩きしていて、普通の生活を少しばかり面倒くさくしてしまっているということです。それでも、部屋の隅で待機している年賀状を処分するのが面倒臭いからって、無理に現実を見ないふりをするのは結構な勇気です。
喪中をまじめに語ると
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