
市場賃金とは、簡単に言えば、労働市場での職種やスキルに対してどれだけの給与が支払われるべきかを示す数字です。しかし、これがまた曲者で、実際には求人票の裏側での低賃金競争を引き起こすことも。例えば、誰もやりたがらない仕事を引き受けているのに、周りの人間にとっては「お前の仕事はその値段だ」と言わんばかりの冷静な市場評価を突きつけられることがある。クソみたいな労働条件でそれでも生活しなくちゃいけないという現実がまさに「市場賃金」の皮肉な一面なのです。そう、私たちは市場の奴隷財と化しているのです。だからこそ、賃金を上げろ!と声を張り上げる必要があるのだ。でも、ん?って思うけど、実際には単に自己責任論で片付けられる世の中なんです。
市場賃金をまじめに語ると
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