公共の福祉とは、まるで他人のためという名の正義の盾を使う、ちょっとした「自分勝手な大義名分」です。要するに、社会全体の利益を優先することで、個々の自由を制約するための都合の良い言葉ともいえます。たしかに、公共の福祉を論じるとき、必ず出てくる「公共の利益」というフレーズ。しかし、実際にはこの「公共」が誰のためのものなのか、しっかり考えることが必要です。結局、誰がこの公共を享受しているのかも分からずに、他人の権利を侵害する恐れもある訳ですから。例えば、環境保護の名のもとに、個人の経済活動を制限するなんてことが真剣に議論されたりしていますが、一体誰がその環境を守るために自分の役職を利用しているのでしょうか?公共の福祉を掲げる力士たちが、実は大金持ちという皮肉な現実もあるのです。結局のところ、公共の福祉とは、皆が平等に幸せになるための理想を掲げつつ、実は一部の人間が権力を持ち続けるための便利な道具であることを、認識しなければなりません。
公共の福祉をまじめに語ると
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