耳石器とは、内耳に存在し、平衡感覚を司る小さな石のような構造物です。そんな小さいものに大事な役割を任せているとは、我々の体はどれほど無謀なのでしょうか。いや、耳石器がなければ立っているだけでフラフラするようじゃ、生きていけないのは明白。走ることも、ジャンプすることも、ちょっとした物事するたびにこの耳石器に頼り切りです。でも、目と脳の協力があってこその耳石。まるで、与えられた仕事を他のポジションの手を借りてやってもらっている怠け者のようではありませんか。目の前にある現実を振り払う力を持っていないので、耳石器にはぜひとも冷静さを保ってもらいたいです。さすがに日常生活を支えるには心もとない寄生虫みたいなものですね。ここまで小さな骨が我々のバランス感覚を担っているとは、本当に驚きです。無理して平衡感覚を維持しようとせず、たまには耳石器を優しくあしらってあげてください。そうしなければ、明日には転びそうですから。
耳石器をまじめに語ると
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