
臨床薬学とは、医薬品が患者にどのように作用し、どのように使われるのかを研究する、いわば薬の使い道を考える学問です。ただただ薬を処方して終わり、という半端な医者の思考に対抗し、患者の健康を真剣に考える人たちです。そのくせ、処方された薬を無視して適当にサプリメントを選ぶような患者の無知には、頭を抱えるばかり。臨床薬学は、あなたの薬に対する間違った情報や偏見を正し、より効果的な治療法を提案する、非常に重要な役割を担っているのに、世間にはその価値が理解されていないのが実情です。やる気のない患者に手を突っ込んで、薬をきちんと飲んでもらうためには、現実的にどうすればいいのか、毎日悩んでいるわけですよ。面倒くさいですけどね。私たちの身近にある医薬品の真実を知りたいなら、臨床薬学の世界を学べば、少しは目が覚めるかもしれませんね。結局、薬を使って健康を守るのは自分自身ですから。やれやれ。
臨床薬学をまじめに語ると
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