
シュノーケリングとは、自己満足のために水中の景色を見に行く行為です。なぜか周囲に広がる珊瑚や魚たちを見て、スノーケルを咥えたまま、静かに感動している姿を見ると、まるで子供が水たまりで遊んでいるかのよう。何が楽しいのか理解できない人も多いでしょう。まあ、富士山を見ながらうどんをすすっている日本人と似たようなものです。ただの呼吸道に装置をくっつけて、ついでにフィンをつけてシュノーケルすることが、海の魅力を引き出すとでも思っているのでしょうか。しかし、実際のところ、海の真の魅力には潜る方がはるかに近道だというのに、あえて表面をなぞるこの行為。シュノーケリングを楽しむ人たちは、まるでキュウリをかじるような物足りなさを感じているのではないかと心配になるほどの自己満足ぶりが散見されます。
シュノーケリングをまじめに語ると
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