
御祝とは、一体何を祝うためのものか、考えると笑えますね。生まれてからの長い人生の中で、一度も友人から本気の祝福を受けたことがない人が多いでしょう。ただ、これが結婚や誕生日など、他人の大事なイベントの際には、あれもこれもと手を振るってお祝いを言わなくてはいけなくなる。挙句、薄っぺらい祝儀を持参して、あたかも心を込めたかのように振る舞うのがよくある風景です。ただの義務感からくる「お祝い」なんて、正直言って意味があるのかどうか。お祝いの品だって、もらった方はどうでもいいものばかり、いつのまにか押し入れの奥に追いやられたり。結局、お金が絡むイベントが多いから、気の利いたアドバイスが出来ないような連中ばかりが集まる。そんなシーンを想像すると、思わず呆れますよ。大人になったらもっと意味のある「お祝い」をしてくれ、なんてワガママでしょうか。
御祝をまじめに語ると
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