
腫瘍マーカーとは、血液や尿などの中に見つかる、がん細胞の“自己主張”とも言える物質のことです。要するに、がんの存在を知らせる目印です。しかし、これだけで安心しきってはいけません。ほとんどの腫瘍マーカーは、あくまで参考値。あたかも「私、がんかも!」と大声で叫ぶ劇団員がいる一方で、何の役にも立たない監督もいるのです。中には、全く関係のない病気でも上昇するものがあったり、逆にがんが進行していても正常値を示したりする場合も!つまり、ただの数字遊び。選挙の出口調査と同じで、当てにならないことがほとんど。‘腫瘍マーカー’を過信するのは、雨の日に傘を持たずに外に出るくらいのリスクですね。論理的に考えず、目の前の数字に翻弄されるのは愚かです。もう少し冷静になった方が良いですよ。
腫瘍マーカーをまじめに語ると
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