
批判的理論とは、通常の価値観をひっくり返して、真実を暴き出そうとする学問です。この理論を掲げた学者たちの多くは、現実社会のあらゆるインチキや不正を洗いざらい晒すことを目指していますが、果たしてそれが全ての問題の解決に繋がるのか、疑問です。たとえば、子供が遊び場で友達のオモチャを取るのを『それはよくないよ』と教えるようなものです。でも、オモチャを取る行為自体を批判するだけで、その根底にある無関心や嫉妬心を見逃してしまっているのです。そのくせ、批判的理論愛好者たちは『真実』を求めているなんて、一体どの口が言っているのか。真実を求めるなら、まず自分たちの片づけを済ませてからにしてください。
批判的理論をまじめに語ると
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