
月見団子とは、毎年の秋に行われる中秋の名月に欠かせない、いわば日本の伝統的な甘味です。これがまたケチくさいほどの白い団子で、ほとんどは見た目だけ。中に何か入っているわけでもなく、味の冒険もない。もっとおいしいスイーツがいくらでもあるのに、どうしてこれが一人前に祭り上げられているのか理解に苦しむ。友人が月見団子を持ってきたら、心の中で「ありがた迷惑だな」と思ってしまう。まあ、無粋な話ですが、風流を楽しむために食べるのなら、それなりの心構えは必要かもしれません。要は、“見た目で味わう”というお約束に従っているだけの代物なのです。秋の夜長に、団子をポイと口に放り込んで、月を愛でる…そんな無駄な行為を自分に強いているのは、まるで自己満足の極致です。
月見団子をまじめに語ると
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