
色弱とは、色を正確に認識できない人々のことを指します。まあ、世の中には色の見え方に対する理解が全くない人が多いですから、時には「赤と緑の区別もできない」なんてことを真顔で言われることも。信じられますか? 例えば、緑の信号を見ても「あれ、どっちだっけ?」なんて思ってしまったり。色弱の人にとって、色の世界はまるでモノクロ映画のようです。本来、色は感情や心理に影響を及ぼす大事な要素なのに、色弱にとってはそれが単なる「モヤッ」とした世界。もちろん、色覚の違いはそれぞれの体質ですが、世間がその色の美しさを享受している中で、色弱はその楽しみを奪われているのです。それなのに、そんな彼らを責めるような発言をするような輩もいるのですから、本当にやれやれです。色のない世界で生きることは、まるで色付きのアイスクリームを目の前にして「味わえない」と言っているのと同じです。理解してほしいものです。
色弱をまじめに語ると
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