
干潟とは、潮が引いたときに現れる浅瀬のことです。でも、干潟って何も楽しいことばかりじゃありません。泥だらけになるし、うんざりするような小魚やカニが大量にいるし、もはやサバイバルゲームみたいなもんです。そこにいる生物たちも、見た目は悪いし、全然可愛くない。海辺の散歩が趣味だなんて言ったら、まるで趣味がないかのように思われるでしょう。せいぜい貝殻を拾って帰るのが関の山で、干潟での優雅な時間なんて、ちっとも優雅じゃありません。 そんなことを考えると、干潟に行く理由なんて本当に見当たらないんです。つまり、干潟とは「海の嫌なところ」を凝縮した、防疫施設みたいなものなのですよ。海の美しさが一瞬で消し去られる場所、それが干潟です。よくも悪くも、自然の現実を見せつけてくれる場所ですね。はっきり言って、不快指数120%ですけど、まあ、行ってみる価値はあるかもしれませんよ。旅の醍醐味として。とは言え、行くからには覚悟しておけ、というのが本音です。
干潟をまじめに語ると
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