
文化遺産とは、我々人類が積み重ねてきた歴史の宝物、つまり時代が作り出した美しい遺物です。しかし、それを取り巻く環境は正直言って最悪です。文化遺産が守られる一方で、SNSでは何でもかんでも映えれば良いという風潮が蔓延し、歴史的な価値などお構いなしで騒ぎ立てる輩がいます。例えば、古代の神殿や伝統的な祭りも、Instagramで「いいね」を稼ぐための小道具と化しているのが現実です。結局、こうした文化遺産が輝くのは一瞬のシェアのため。歴史を重んじる気持ちよりも、目の前のフォロワーの数を大事にするあたり、まるで子供が玩具を争っているようで情けない限りです。文化遺産を理解し、尊重しようとする姿勢が求められる時代に、なんでこんなことになっているのやら。十分な教育も受けていない人たちが、文化という価値に対して薄っぺらな理解しか持てないのは痛々しい限りです。
文化遺産をまじめに語ると
前の記事: « 数学とは?毒舌で解説!
次の記事: 文芸とは?毒舌で解説! »