十六夜とは、月の満ち欠けで言えば、やや曇り気味の常識。要は、自分が輝いているのは前月の満月の影響であるにも関わらず、その影響力を拡大解釈し、「私がこんなに素晴らしいなんて一体どういうこと?」なんて思い込んでいる、勘違い月間のことです。言ってしまえば、普段の自分の実力以上に光を浴びた時に現れる、まるで勘違いしたファッションセンスの高い若者みたいなものです。今年の流行は十六夜と言わんばかりの判断ミス、そんな存在感が漂っているのです。それはまるで、周りの人が気を使う羽目になる、好きな服を着て恥をかいて、でもそれに気づかずに自己陶酔する人々のようなものです。要するに、十六夜は「自分が持っているものを過大評価する現象」と言ったら、ちょっとは話が分かりやすくなるかもしれませんね。
十六夜をまじめに語ると
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