ドラマ化とは、出版社が売上や視聴率につながると信じて、漫画や小説、さらにはゲームまで、ありとあらゆる作品を持ち出して無理やり映像化することを指します。出版社側の「金もうけ第一主義」が真っ先に頭に浮かびますね。まるでダイエット食品の広告みたいに、視聴者を釣るために美味しい部分だけをフィーチャーして、「視聴率の夢」を追う姿は滑稽です。最近のドラマ化では、原作にあった鋭いキャラクター設定や心理描写はすっかり忘れ去られ、ただ単にイケメン俳優をキャスティングすれば視聴率が稼げると信じているゴリ押し企画が多いです。ファンから見れば、まさにいい迷惑。しかも、先にドラマ化しちゃっておいて、原作との違いを指摘するファンに対して「それはそれ、これはこれ」と開き直るのがもはや鉄板。作り手からすると新しい解釈を提供しているつもりかもしれませんが、原作ファンにとっては「何それ、別物じゃん!」としか思えないんですよ。結局、ドラマ化しても観る価値がある作品はごくわずか。世の中、映像だけじゃなくて、ちゃんとしたストーリーとキャラクターを求めているのに、その声が届くことはまずありません。どうにかして、質の高い作品が生まれることを願うばかりです。
ドラマ化をまじめに語ると
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