
祝辞とは、まるで社交界のエリートが押し付ける無意味な形式美の代名詞です。何かを祝うために、みんなが集まって、同じことを繰り返すだけの拷問のような時間。お祝い事の裏には本音が隠れていますし、本人は本当に嬉しいのか?そんな祝辞が好きな人間は、もはやマトモな感性を失っているのかもしれません。例えば、結婚式のスピーチ。新郎新婦の思い出話は本当に感動的なのか?それとも、ハリウッド映画のワンシーンみたいに作り上げられたものなのか。現実には、参加者の誰もが「早く食事をして帰りたい」と思っているのが真実です。祝辞は、人々が周りの目を気にしてつくり上げる虚構の世界なのです。こんな不毛な時間を過ごすぐらいなら、少しでも楽しいことに時間を使いたいと、誰もが思うのではないでしょうか。
祝辞をまじめに語ると
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