
副文とは、主文の補足や説明をするための文ですが、実際には存在感が薄く、主役にはなりきれない朝ドラの脇役のような存在です。ほんの少しの情報を提供するつもりが、結局は本筋を引き立てることができず、むしろ読者の興味を削ぐ結果に終わることが多いのです。それなのに、自分がいることで物語が盛り上がると思い込んでいるのが痛い。例えば、友人との会話で「私、この間旅行に行ってさ…」と話し始める時に、無駄に自慢話でかさ増しをする副文が入ってくると、ああ、まだ言い足りないのか、なんてげんなりすることもありますよね。主文がしっかりしていれば副文なんていらないのに、その逆も然りです。はっきり言って、必要ない場面需要の薄い副文に出番を与えない方がいいのでは?
副文をまじめに語ると
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