
雰囲気がいいとは、要するに周囲の環境や人々が醸し出す、非言語的な魅力のことを指すわけですが、これがまた曲者なんです。「雰囲気がいい」と評される場所ほど、実際には誰も本当に何かをしていないことが多いのです。例えば、おしゃれなカフェ。インテリアはスタイリッシュで、Instagram映えは間違いなし。でも、実際に出てくるコーヒーは、ただの薄い水みたいな味だったりします。人々はその空間に溶け込み、スマホ片手に眺めるだけ。「雰囲気がいい」とは、実は見せかけであり、中身は空っぽということに気づいていないのは、ある意味で無邪気ですらあります。結局、雰囲気だけを求める人は、内部の質を見抜けない盲目な消費者、もしくは自分の内面が空っぽだから、他者の表面的な印象に依存しているのでしょう。愚かですね。自分に誇れるものがなければ、雰囲気だけでも持っていたいのか。
雰囲気がいいをまじめに語ると
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