
バリトンとは、音楽の知識があまりない人がやたらと持ち上げる声の一つです。どうせみんなが言ってるからなんとなくいいイメージを抱いているだけでしょう。音域は広いけれど、結局「ちょっと低めの声」としか思えないんですよ。これを勘違いしてオペラの舞台で張り切ってる下手な歌声を聴かされるこっちの身にもなってほしいと思うわけです。バリトンなんて、結局は少し高めのバスだと言われることもありますが、要は「中途半端な位置取り」とでも言えばいいでしょう。まるで「すごくいい車」と言いながら、実はただの凡庸なコンパクトカーに乗っているようなものですね。そんなバリトンも、聴く人によって感じ方は様々。まぁ、聞き手の耳にもよるので、やはり好みの問題かもしれませんが、もっと刺激的な音楽を聞いてほしいと願わずにはいられません。
バリトンをまじめに語ると
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