
掃除機とは、家庭の必需品でありながら、ダストボックスの中身を空にするという単純作業すら面倒臭いと思うぐらい、使う側の疲労感を煽る存在です。吸引力が強いだの、ヘッドが進化だの、仰々しいことが言われますが、気が付けばほこりと格闘するだけの時間を費やしているのが現実です。結局、目には見えない場所にCTスキャナーを持っていくわけにもいかず、毎日の掃除がストレスになるのは否めません。掃除機は、あたかも次世代の技術を誇示しながらも、私たちを掃除漬けにする悪魔的なガジェットであると言えます。そこには容赦のない現実と、「掃除しなければ」という使命感が同居しています。私たちはただ、掃除機に振り回される日々を送っているのです。いっそ、掃除機が私たちの代わりに掃除してくれればいいのにと思う日々です。
掃除機をまじめに語ると
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