
異物とは、通常存在しないはずのものが、そこに勝手に現れることを指します。例えば、カレーにリンゴが入っていたら、誰だって驚くでしょう。本来ならばカレーにあるべき千切りの人参やじゃがいもが、果物の侵略によってかき消されているのです。それが味の冒涜であるかどうかは別として、異物は価値観を揺るがす焦点でもあります。世の中に溢れる異物は、怒涛のごとく我々の目の前に現れ、時には自分自身の存在意義すら問いただすことにつながるのです。共感も無ければ理解もされない、ただの異物。それは、ストレートに言うと「不必要なもの」なんて言い換えられるのではないでしょうか。収集癖のある人が珍しいものを集める文化もありますが、あくまで良い異物と悪い異物がありますからね。悪い異物、それはただの迷惑です。
異物をまじめに語ると
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