サイレント映画とは、音声なしでストーリーを語るという、まるで一見たくさんの声を持っているのに、実は何も言わない人のような映画です。いいえ、見ているこちらはストーリーを理解するために脳をフル稼働させなければならず、何とももどかしい思いを強いられるのです。これなら、友達が飯を食べながらおしゃべりしているときに聞こえる生煮えの話の方がまだマシです。要するに、映像だけでは何を伝えたいのか分からず、観客に不安を煽るだけのしゃれた考えなしの作品が多すぎるのが現実なんです。音のない画面に耐えているうちに、気がつけば寝てしまっていることもしばしば。そんなサイレント映画が持つ魅力を、一体誰が正当に評価できるのでしょうか。時代的な価値があるのは認めますが、視覚に頼らざるを得ないって、あまりにも選択肢が狭すぎませんか?
サイレント映画をまじめに語ると
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