
代表相続人とは、死んだ人の財産を引き継ぐ候補の中でも特に選ばれた人のことですが、これがまた実に面倒くさい制度です。例えば、その選ばれた人が本当にその財産を手にしたいのか、ただの興味本位なのか、はたまた相続税の算定を逃れたいだけなのか。要するに、代表相続人は優れた遺族のように振る舞う必要がある一方で、実際に動くのはまるでエンターテイメント業界のオーディションのようなもの。情緒不安定な家族関係を修復するのに「あなたが代表相続人です」なんて言われても、心の傷が癒されるわけじゃありません。いっそのこと相続なんて無くなればいいと思う時もありますが、法律がある限り、やるべきことは山積みなのです。こんな面倒な役割を引き受けるには覚悟が必要です。
代表相続人をまじめに語ると
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