対比効果とは、物事を比較することでその価値や特性が際立つ現象のことです。誰もが例えるのが得意なようで、例えば「親の料理」と「外食」とを比べてみれば、家の味がいかに素晴らしいかが分かりますよね。しかし、不味い外食を食べると、ますます家の料理が恋しくなってしまう。こんな感じで、頭のいいマーケティング戦略の中にも対比効果はごまんとあるんです。特にセールスでは「通常価格」と「割引価格」の対比なんて、さすがにバカでも納得する話。そんなことも分からないで買ってしまう人、いますよね?対比効果を理解していない人は、消費心理のデモリシングを逆に受けてしまうわけです。これじゃあ、いつまで経ってもウォンバットのようにお腹がシリシリしてますよ。せめて、自分の価値を見極めるために対比効果を利用してください。要するに、自分を良く見せたいなら、だれかと比べてみればいいんです。大事なのは、比べるべきは自分より格下な誰かだということ。
対比効果をまじめに語ると
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