
カーボンオフセットとは、企業や個人が自らのCO2排出量を相殺するために、他の場所で同じ量のCO2を減らす行動を取ることです。簡単に言うと、自分が出した二酸化炭素の責任を他人に押し付ける、やや気楽な方法なのです。例えば、飛行機に乗るたびに「カーボンオフセットをしました!」と言うことができるのに、自分が原因で出た排出は放置して、エコ気取りをするなんて、ちょっとした二枚舌じゃないですか? 本当に環境を考えるなら、減らす努力をしろって話です。オフセットのために森林を植樹しても、果たしてそこにどれだけのコストがかかるのか、その裏側を知っている人は意外と少ないのです。結局、責任を放棄していることに変わりはありません。あれこれ言わずに、まず行動を見せて欲しいものです。
カーボンオフセットをまじめに語ると
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