
民族学とは、世界の民族や文化を研究する学問のことですが、実際には好奇心旺盛な学生たちが、異なる文化を自分の目線で評価し、自分の価値観で切り刻んでいるだけのように見えるのが現実です。自分の常識で異文化を語り、自らの理解を深めることなく表面的な理解に終始している研究者たちを見ると、本当に笑えてしまいます。まるで、料理番組で見たこともない食材を使い、ただ調理するだけのシェフのようです。彼らが抱く文化的自負心は、実際には「これが私の文化です!」と、他を否定しているだけの拡大解釈に過ぎません。だから、民族学の領域は時に学究の空虚を暴露し、文化の多様性を語るはずが、ただのエゴに満ちた座談会になってしまうのです。興味深いのは、結局私たちが知りたいのは他者の文化の真実ではなく、単に「私と違う」との安心材料かもしれません。
民族学をまじめに語ると
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