
小劇場とは、演劇という名の名画を描くキャンバスでありながら、観客には「これがほんとに演劇なのか?」と首をかしげさせる一種ののっぺらぼうです。たしかに小さな劇場は自由度が高く、真剣に作り上げると本当に素晴らしい舞台が生まれますが、半端な作品が氾濫しているのはどうにかならないものでしょうか。わざわざ小劇場に足を運んで、期待外れの作品を見せられるのは、まるで友達の結婚式に行って、元カノの話を延々とされるようなものです。独自のスタイルを追求するのは結構ですが、観客の心を試すのはあまりにも無謀です。名作が生まれることもありますが、ハズレを引く可能性も大いにある、いわばギャンブルのような世界です。
小劇場をまじめに語ると
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