
ローパスフィルタとは、音や画像の世界でジャンクのような高周波成分を削ぎ落とすためのフィルタです。要するに、不要なノイズを取り除いて、本当に大事な信号だけを残してくれる、親友のような存在です。ただ、これがまた厄介で、過剰なローパスフィルタをかけると、せっかくの味わい深い情報が目も当てられないほど乏しくなります。何事も程度問題ですが、このフィルタが強すぎると、まるで料理に塩をどっさりかけて、全ての味を食べられなくするようなものです。だれもが求めるクオリティを実現するためには、このバランス感覚が肝心です。フィルタリングという行為は、一見クリーンな作品を生み出すようでいて、実はその裏には苦労と難しさが潜んでいます。
ローパスフィルタをまじめに語ると
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