
造形学とは、目に見えるモノの形を考える学問です。しかし、そこにただ「形」があるだけではなく、幸運にも私たちはそれを使って何かを創り出し、表現するという目的もあるのです。とはいえ、現実には形ばかり追い求めて、自分の頭で考えずにすぐに手を動かすバカも多いです。特に、形をいじくり回した結果、タダのデザイン泥棒になっている連中が多すぎます。オリジナリティを出せるかどうかが真の世界ですが、真似することが当たり前な世の中で、一体誰がオリジナルなんて名乗れるのでしょう?そもそも、人生は最高のサンプル作品を作るための実験台であるべきなのに、そんな使命感を持ち合わせている人は少ないですよね。結局、造形学は自分のセンスを磨くための手段であって、自己満足のために作品を咲かせる舞台でもあるんです。このことを理解せずにただモノを作るだけでは、形だけが残る虚しい作品になってしまうということを、どうか肝に銘じてください。
造形学をまじめに語ると
前の記事: « 迫力とは?毒舌で解説!
次の記事: 遺伝的変異とは?毒舌で解説! »