
有機農業とは、化学肥料や農薬を使わずに、自然の力を頼りにした農業のことです。簡単にいうと、草食系の農業。「できるだけ自然に近づけよう」という考えから産まれたそのスタイルは、確かに耳には心地よいけれど、実際はなかなか難しいもの。だって、おいしいトマトが育つまでには、虫との戦いや、天候に翻弄される日々が待っているわけです。まるで、婚活しているのに全然出会えない苦しみとでも言いましょうか。おまけに、コストもかかるし、手間も増える。もちろん、環境に優しいっていうのは素晴らしいことですが、その努力に見合うほどの収益があるのか、ちょっと疑問符がつくところ。要するに、有機農業は崇高な理想を掲げながらも、泥にまみれながら奮闘する農家の姿とでも言えるでしょうね。結局、理想はそんな簡単には実現しないということです。
有機農業をまじめに語ると
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