
所得弾力性とは、消費者の所得が変化したときに、どれだけ消費するかの反応を示す指標です。要は、お金が増えたからといって、急にグルメな寿司屋に行くわけでもないし、逆に貧乏になったからといって、冷や飯を食べる日々に逆戻りするわけでもないという話です。大切なのは、お金の使い方です。例えば、きれいな服を買いたいと思ったとき、「ええ、お金がないから今は我慢する」というのは、所得弾力性が低いってことなんですね。他方で、「多少高くてもいいからこのワンピースを即買い!」というのは、弾力性が高い。要するに、所得が増えてもその使い道にはいろいろあるってこと。結局、個々人の価値観次第なんですよ。
所得弾力性をまじめに語ると
前の記事: « 利益管理とは?毒舌で解説!
次の記事: 緊迫とは?毒舌で解説! »