
国際課税とは、国境を越えた金の流れを抑えつけるための、なかなか厄介な仕組みです。要するに、某国で超儲けた富豪が、別の国に居を構えて税金の支払いを逃れようとしても、国際的にしっかりと課税しちゃおうぜという夢のような話です。まるで、ジャンクフードばかり食べているのに体重が減ることを期待するようなもので、現実はなかなか厳しい。しかし、我々一般市民は、オリンピックのチケットを手に入れるのと同じくらい難しい税金回避には付き合いたくありません。きちんと納税してつましい暮らしを続けているのに、特権階級の人たちは甘い汁を吸い続ける。国際課税がなければ、ますます格差が広がってしまうでしょう。そのためには、国々が連携して、しっかりと税金を取り立てなければならないとは思いますが、実際はいかに難しいかを示す良い例です。何とも皮肉な話です。
国際課税をまじめに語ると
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