
リマスターとは、過去のゲームや映画を「手直し」して再び売り出すことですが、要するに、古いコンテンツに新しいスパイスを振りかけただけです。まるで、昔のパンがカビてしまったから、ちょっとトーストしただけのものを新鮮だと言って売り出すようなものです。映像や音声のクオリティを上げるのはいいですが、内容がそのままならただの美味しい見せ掛けです。その点、例えるならば、オリジナルの華やかさを忘れさせないためにイメチェンするための服を買うのと同じですが、その服が全然似合っていなければ意味がありません。結局、リマスターは懐古趣味をさらけ出すだけの手法とも言えるのです。過去と現在を繋ぐ手段としては素晴らしいですが、ノスタルジーに頼りすぎているようで、ちょっと冷や汗が出ますよね。
リマスターをまじめに語ると
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