
購買力平価とは、異なる国の通貨の価値を、同じ商品が何円かで比較して、どれだけ購入できるかを示す指標です。しかし、これがどれほど信じられないかっていうと、例えば「わかめラーメン」が日本で500円で売っているとしたら、同じラーメンがインドネシアでは2500円もすることがあるわけです。物価や経済環境が違うのに、いきなり為替レートだけ見て「こっちの通貨が高い」とか言っている経済評論家の皆さん、一度大きな声で考え直してみてください。確かに購買力平価って、大事な指標かもしれませんが、実際のところ、現地に行けば「あり得ない!」と叫びたくなるようなシチュエーションが満載です。世界中には安いものもあれば高いものもある。だから、購買力平価なんて神話みたいに思って扱ったほうがいいんじゃないですか?
購買力平価をまじめに語ると
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