
賃金とは、労働の対価として支払われるお金のことですが、そんなものをもらうためには、我々は自分の時間と労力を売り渡すわけです。つまり、賃金というのは、自分の人生の一部を取引しているようなもので、正直なところ、賃金が高いから幸せだとは限りません。例えば、稲作をする農家の方が、毎日田んぼで汗を流しながら、安い賃金で働く一方で、上司が会議室でエアコンの効いた部屋で涼みながら高い給与を吸っている現実。ゆでガエルのように、我々はその差に気づかずに過ごしているのが現実です。結局、賃金が全てではないにしろ、それに一喜一憂する私たちの姿はなんとも滑稽です。自分の価値を賃金で測るのはやめた方がいいのではないでしょうか。
賃金をまじめに語ると
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