
秘密証書遺言とは、あたかも金庫の中に秘められた宝のように、遺言内容を公にせずに手続きを進められる特殊な遺言です。ほら、一般的な遺言書を書くのが面倒だと言っているあの人たちよ、あんたたちもコレを利用すればいいのです。ただし、この遺言、口頭で「私はこれを遺言書にします」と言ったからって成立はしません。結局、秘密を抱えるためには法律の手続きが必要で、面倒くさいことには変わりないのです。だから、「秘密」を想像して簡単だと思わないでください。実際は法的な手続きが必須なんですから。宝物があると言っても、泥棒に入られたらそれはただのゴミ同然。遺族が揉めたら、せっかくの「秘密」が公開されることもありますから、なんとも皮肉な話。そのくせ、自分の心の奥底にある真実を知られたくないから、この方法を選択するんでしょう?少し恥ずかしがり屋さんですね。
秘密証書遺言をまじめに語ると
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