
過去完了進行形とは、過去の時点で進行中だったり、ある期間にわたって進行していたアクションや状況を表す文法です。たとえば、「彼はその時、家にいなかった」というような普通の文で済む話を、過去完了進行形を使うことで、単に「彼は出かけていた」の倍以上の面倒くさい情報を盛り込ることができます。要するに、「過去において、その時まで進行していた」ことを自慢したいだけの文法で、そんなものを使っているうちに、会話がどこに向かっているのかさっぱりわからなくなるのがオチです。子供の頃、宿題をやっていないときに「実は、ずっとやるつもりだったんだ」と言い訳したい気持ち、わかりますよね。それを英語でやると、過去完了進行形に身を委ねることになるのです。ある意味、文法マニアのための特権技のようなもので、普通にコミュニケーションを楽しみたい人には無用の長物です。
過去完了進行形をまじめに語ると
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